「SO IN LOVE / PAULETTE & FRIENDS」は、当時ヴァイナルとしてリリースされていたものの本編初のCD化。LOUISAの大ブレイク後のBUSHAYプロダクション絶頂期の 作品を集めたコンピレーションである。UPSETTERでも幾つかの作品をリリースしていたCANDY McKENZIEの「I'LL BE SOMEDAY」はBUSHAYがLEE PERRYのレーベルであるORCHIDより75年にリリースしたLOCKS LEEの「WHAT CAN I DO」(B-SIDEがSTEEL PANのいけてるやつ)と同じ日のセッションで、僕らのためにマスター・リールの底から探し出してくれたものである。力強くシャウトするそのスタイルは カルト・シンガーの名に相応しく、去年亡くなったのがほんとうに惜しいアーティストである。「SHAKE YOUR BODY」,「READY TO LEARN」をうたう SUZY BROWNは13歳とは思えない成熟したボーカルを披露。真打ちのPAULETTEはLOUISAとは正反対の、オトナの色気に満ちたハスキーな歌声が魅力のシンガー。DENNIS BROWNのヒットで知られる「SITTING & WATCHING」もここに収録されたPAULETTEのバージョンがDENNISよりも前にリリースされていたとのことである。
ラヴァーズ・ロックが好きな人でJANET KAYの「LOVIN’ YOU」を知らない人はいないと思うが、あのセッションも実はこのBUSHAYが一枚噛んでいる。ボーカル・アレンジがあのALTON ELLISによるものであることは有名な話だが、当時はまだ無名のプロデューサーであったBUSHAYがそのアレンジ力と耳の良さを買われサウンド・プ ロダクションを任されたのである。 |